内装質感高い、意外と室内が広くモデルSとほとんど変わらないほど。車内の横幅は5cmぐらいしか変わらない感じ。外観の幅はモデルSより9cm狭いらしい。
上の動画の通り、ドアは正直外からは開けにくい。逆に中から開けるのはボタン押すだけでとってもスマート。ドア内張はアルカンターラと柔らかな合成レザーで質感高いです。
ちなみに、ドアの閉まる音とかにこだわるのはテスラは全く関心がないようです(笑)
モデルSと比べても、ドアポケットなど実用性は高い。未来感漂うミニマルデザインだが、シンプルな中にも高級感は感じられる。メルセデスなどのギラギラに慣れた方はチープな印象を感じると思う。
運転席のメータークラスターはなしという潔さ。真ん中のディスプレイで全てコントロールする。グローブボックスのオープンボタンもこのディスプレイ上にある。バックモニターやナビゲーションはとても見やすい。地図の反応が速く、左ハンドルですが日本語化されておりナビの地図データは新しく新東名もばっちり。
航続距離は82%で411kmなので、満充電で500kmは走行できそう。レンジモードなし。航続距離の標準、定格の切り替え見あたらず。
外装のメッキモールが、ステンレスのメッキではなくアウディのようなアルミにアルマイトをかけたようなマットな質感。良いかも。
ボディサイズは、全長4694×全幅1849×全高1443mm。ホイールベース:2875 mm。車両重量は約1610kg
全体の質感は非常に高く、内外装は未来感たっぷりで女性に好まれそうなお洒落な雰囲気が良く出ている。日本車やドイツ車の同価格帯の車両とは全く別の視点なのが面白い。
これが世界標準の車になり得るかという事に関しては、やはり価格が普及価格帯ではありません。日本の価格で最低500万円ぐらいからになりそうです。デュアルモーターなら600万円超え、オプションを付けると650万円近くになりそうです。サーキットでBMW M3を凌ぐと言われている、0-100km/h 3.5秒のパフォーマンスモデルは800万円を超えてきそうです。電池の容量は航続距離400kmほどの普及モデル60kWhと、航続距離500km以上のロングレンジモデル74kWhモデルがあります。日本は来年夏以降、年末までには納車が開始されそうです。補助金が40万円ほどになるのではないかと思われます。
現在メルセデスC、Eクラス、BMW3、5シリーズや、Audi 4、6シリーズに乗られている方はきっと満足度が高いでしょう。
国産車にお乗りの方は、ちょっと無理しても買う価値のある車だと思います。何しろ電池が良い。EVの電池はガソリン自動車のエンジンに替わる物なのです。出力、航続距離などEV車両の性格を物語るのはバッテリー。つまりエンジンが良い。今までのテスラモデルS、Xに使用されている電池よりも30%ほど高性能といわれています。充電速度もより速いそうです。
いずれモデルS、Xもこの新電池に切り替わる可能性があります。容量は30%~50%アップで軽量化したP120Dなど。130kWhや150になる可能性も、Newテスラロードスター、次期モデルSに至っては200kWhとの情報もあります。そうなると航続距離も800kmや1000㎞超えは当たり前になりそうです。
試乗は来年夏前か?今後もテスラの新型車の発表が楽しみで仕方がありません。