ようやく国交相に認可されたNoAP(ナビゲートonオートパイロット)をフルに使って、1,066km四国旅に行って来ました。車両はもうすぐ3年になる2021年12月納車モデル3で、今月8月のオンラインアップデートでNoAPが使用可能になった次第です。日本と欧州では国家の規制の関係で指示に従いウィンカーを操作しないといけない限定バージョンではありますが、、なんとかお盆休み前に間に合わせてくれたテスラジャパンには大感謝です。
実際に長距離で使ってみての印象ですが、2016年1月からテスラのオートパイロットを使用して8年半になりますが、高速道路走行の全行程を(分岐、合流、高速降りるまで!)ディスプレイに表示される提案に従いウィンカーだけで安全走破できるのは異次元感覚でした。
合わせて今回はAP全般に相当の進化も見られました。ただしまだ完璧ではなく日本ならではの学習が必要ですが、地図や案内、動作などまだ不十分な部分はこれから間違いなくアップデートで改善可能で数年先にはより完成されたものになるでしょう。
今後日本用に更なるアップデートを重ね、日本でもFSD認可の実現に大いに期待したいところです。
これだからテスラがあると未来が、そして自分自身も歳を重ねるのが楽しみになるのですよね。
今までテスラのやり方と言ったら、RiDARセンサーやHDマップがなくて、本当にカメラだけで完全自動運転できるのか!と皆さんと同じく不安に思っていた時期もありましたが、2016年のテスラから始まった8台のカメラの方式で可能になるテスラFSD。結果的にはやはり実現可能だったわけで、各社RIDAR+HDマップ方式から、テスラ同様のビジョン方式に時代の潮目が変わってきたと言っていいでしょう。
以下、私が尊敬するエンジニア、起業家、テスラオーナーの中島聡さんです。米国在住。
こちらはハワイのバートさんのとても有益でわかりやすい動画。未来の方向性がわかります。
また、前回のアップデートで有効になった「アダプティブハイビーム」の使用感が陶酔です。この機能は2021年からのヘッドライトで有効になりましたので今まで宝の持ち腐れでした。
現在日本でも常時ハイビームということが謳われておりますが、これは一般道、高速道路問わず自動で有効となり対向車や前方車、また一般道では歩行者や自転車が眩しくならないように細かなピクセルで影の部分を作るハイビームとなります。交差点で停止中も、横切る車が眩しくならないように凄いスピードで追従しながら影を作り驚きです。車両停止後は徐々にハイ→ローに切り替わります。
実はそれだけでなく、宝の持ち腐れといえばこの車はFSD(完全自動運転)ロボタクシーになる車なのですね。今回のアップデートで少しだけ前進したといえますが、日本では現状宝の全くもって持ち腐れの車となりますw
国交相と国内メーカーからの圧力が和らぎ、外圧に負けw日本でもいち早くFSDが認可されることを切に願っています。