テスラの買い時 モデルS、X、3の選び方

モデル3の国内販売開始で、友人や知人からテスラの購入相談を受けることが多くなりました。モデルSと3を悩まれている方も多いかと思いますので簡単におさらいしてみます。個人的に感じたままを書いています。間違いあればお教えください。

モデルSの特徴
モデルSは2009年に発表、2012年にアメリカで量産が始まり2014年9月に日本で納車開始。電池は一般的な18650電池を液体で冷却する画期的な方式。モーターはパワー重視のテスラコイル誘導電動モーターです。当初は40kWh、60kWh、85kWhの3種類でしたが。40が廃止になり 2014年にオートパイロット(AP1)のハードウェア搭載車の生産開始。 その後デュアルモーターP85D発売、翌2015年70kWhの70D発売(私のです)、90kWhが発表され70と90になり、その後2016年にフェイスリフトされ現在の顔になり その後オ ートパイロット(AP2)のハードウェアを積んだ車両の生産開始。 バッテリー容量も100kWhと75kWhになり現在に至ります。
車重は2tを超え2080kg~2280kgほど。幅が約2mあるので若干駐車場を選びます。 2019年4月生産分からオ ートパイロット(AP3.0)搭載。 2019年5月生産分からフロントモーターはモデル3の高効率永久磁石モーターを搭載し電費向上と航続距離を伸ばしています。
モデルSは圧倒的にスタイリッシュなセダンです。強烈な加速とスタイルに魅力を感じたらこちらです。実用性は室内高が若干低めに感じますが大人5人乗っての長距離にも使える実用性があります。 5mセダンにしては小回りも効き良い方ですが街中での取り回しはモデル3には敵いません。 室内の居住性を最重視されるなら車高の高いモデルXかも知れません。モデルSには実は子供専用ですが7人乗りシートもオプションでありましたし、シートを倒してマットを引けば、大人二人が余裕で寝られるほどのスペースがあるので車中泊も可能なのです。決して実用性を犠牲にしている車ではありません。2016年モデルまで の中古車で スーパーチャージャー無料の権利が付いている車両もあります。

モデル3の特徴
2016年4月発表、世界で35万台以上の予約となり2017年アメリカで生産開始、すでに世界で20万台以上売れている高性能普及型EV。日本では今年2019/5/31から注文開始。2019年8~9月ごろに日本納車開始予定。
モデル3は普段使いの実用車でかつおしゃれでエレガントなスタイル。現時点でテスラ最新モデル。電池が新型の2170電池で、充電スピードも冷却能力もモデルS,Xよりも優れているためパフォーマンスモデルを選べばサーキット走行でもメルセデスAMG、BMW M、Audi S、RSなどと肩を並べる実力を持っています。軽量さと電池の差、モーターは効率重視の永久磁石モーターとなりその効率化により、電費はモデルSよりも30%ほど良いです。パフォーマンスモデルは通常モデルよりも電費が 20インチホイールとハイグリップタイヤの影響で 13%悪い結果が出ています。パフォーマンスモデルとデュアルモーターのフロントモーターは誘導モーターです。車体のサイズ感は街中でも扱いやすく駐車場にも困ることはありません。車重は1650kg~1850kgほど。 オートパイロットハードウェアはAP3.0が搭載されています。スーパーチャージャーは有料です。

モデルXの特徴
2012年発表、2015年販売スタート。日本へはAP2になった2016年から納車開始。モデルSと同じプラットフォーム。バッテリーは60kWh(現在はなし)、75kWhと100kWh。電費はモデルSよりも20%ダウンほど。車重は2300~2500kg。
ドライバー視点が高いので運転がとても楽です。 モデルXで長距離。 車高調整が5段階あり調整幅が広いので意外にもオフロードもこなします。なおかつ高速走行では低重心をいかした地を這うようなコーナーリングも楽しめる万能車。やはり自動ドアは陶酔の使い心地。居住性はさすがに高いです。家族車としても最適。 幅が約2mあるので駐車場を選びます。 2019年4月生産分からオ ートパイロット(AP3.0)搭載。 2019年5月生産分からフロントモーターはモデル3の高効率永久磁石モーターを搭載し電費向上と航続距離を伸ばしています。
モデルXと比較できる車は全くないと言えるでしょう。これからも出てこないかも。

モデルSか、モデル3か。はたまたXか。
上記の特徴を見比べて悩んでください。今では3車種の試乗が可能なのでぜひ同時に試乗をお薦めします。本気で検討中なら高速道路での試乗も予約可能ですのでテスラに相談してみてください。
Sか3かXかは今まで乗られていた車で決まると思います。今まで大きな車に日常乗られていてラグジュアリーさを求めるならS、更にボディが大きくなっても居住性や利便性( ファルコンウィングドアや自動ドア )を求めるならX、少しコンパクトで機敏な車がお好きな方は3です。使用されるスタイルで選んでください。好きな人の好みと同じく人それぞれでよいかと思います。

パフォーマンスモデルを選ぶべき?
悩んでいる方も多いでしょう。車好きの方はパフォーマンスを選んでください。幸せになれます。加速で笑える車はなかなかないです。パフォーマンスは足回りも別でモーターやバッテリーも選別品と聞いています。選ばれたモデルなのでリセールも違うはず。特に現在の日本の戦略的な価格だとモデル3パフォーマンスは特にお買い得と思います。試乗しましたが非常にまとまり感があり全盛期のドイツ車のようなとてもバランスに優れた車です。
しかし飛ばさない方、乗り心地重視の方、航続距離と効率を最重要視される節約志向の方は選ばない方が良いかも知れません。アドバイスになっていますか?(笑)

いつ買うか?
これは、私は常に今買うしかないでしょうと伝えています。
今現在ガソリン車に乗っているなど無駄でしかないと考えているから。リーフから中古のSやモデル3に乗り換える方も最近ではとても多くなりました。
最近で言えば、モデルSとXに関しては今年4~5月ごろに注文した方はお得だったと思います。値下げした上に新しいサスペンションが付いています。今は少し値上げされましたが、今後値上げの可能性もありますがわかりません。
FSD(完全自動運転)オプションも8月16日に1,000ドル値上げするようでその後も段階的に値上げがあるようです。先日まで60万円で今は75万円ですが85~90万円になり今後は100万円を超えてくるのかも?

モデル3も日本で発売開始されましたので3は今買うべきでしょう。アメリカでは2年前から販売されているので日本版はいくつもの改良版と言えます。
最新の物が最良のものではありますが、私のモデルSも最初はオートパイロットも有効化されておらず、さらにナビもさっぱり使い物になりませんでしたが、数十回に及ぶアップデートで今ではかなりの実用的な自動運転となっていますし、ナビは渋滞回避ルートまで案内してくれるようにもなりました。
モデルSは2009年に発表されてから10年にもなりますが、いまだ比較できる車が出てこないですね。ポルシェタイカンは未発売ですが後席が狭くてテスラ同等の実用車にはなりえないでしょう。たとえ4~5年前のテスラでもこれから先も何が変わるのだろうとわくわくする楽しみな車は他にはありません。いつ買っても後悔はないと思います。

2009年モデルS プロトタイプ

以下URLからの注文でテスラ充電器1,500km無料権を手に入れてください。
紹介コードは、http://ts.la/kenji7938
紹介コードの使い方は、 次なるテスラオーナーへにて。

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です