72万キロ走ったモデルS

米国でTesloopというテスラ専用ライドシェアで使用中の2015年6月納車モデルS 85Dが、4年で72万km(724,205km)の現在も活躍中だそうです。詳細記事

修理・整備費用を全てこちらのスプレッドシートで公開しているので見てみると、58,000km時にフロントモーター、高電圧バッテリーを31万キロと51万キロ時に交換、全てメーカー無償交換です。(テスラのバッテリーとモーターは8年間距離無制限保証。その他は4年8万キロ保証)
ドアハンドルも良く変えていますねw。
現在は90kWhバッテリーに交換し90Dとなっており、20万キロ以上走行した現在のバッテリー劣化は9%だそうです。(私のは7万キロ弱で約4%劣化)

72万キロでかかったタイヤ代などの消耗品が140万円、修理費用が163万円の、トータル約303万円とのこと。
充電代は全てスーパーチャージャーにすれば0円ですが、このモデルSの電費は約4km/kWhだそうなので、我が家の関西電力の深夜電力1kWh=10.51円で換算すると18万kWh=190万円という計算。

それとこれも衝撃なのですが、回生ブレーキがあるためブレーキローターとブレーキパッドも72万キロでなんと1回しか交換していません。
最初の交換まで36万キロ持ったようです。すごい!

ところでガソリン車で72万キロ走ろうと思ったら、このクラスの車の燃費がリッター6kmとし、ハイオクガソリン150円として計算したら、なんと1,800万円がガソリン代で消えていきます。テスラならこれがゼロ円で運用可能なのです。それに加えエンジンやトランスミッションは何回交換しないといけないのでしょうね。オイル交換やブレーキ関係も何度交換するのやら。。


これで私がテスラを買った理由がわかって頂けたかと思います(笑)
そしてなぜ「移動の自由を手に入れた」なんて大それたことを言っているのかも。

以下、Tesloopの若い創業者自らが解説する動画がありますのでご覧ください。

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