テスラモデル3試乗とパフォーマンス展示車

心斎橋テスラにモデル3パフォーマンス白シート展示。白シートはもちもちのマシュマロ感がいい。黒も同じく柔らかくて良いです。相変わらずのダラダラ動画です。
モデル3パフォーマンスは、このスマートさ、オシャレさでC63AMGやBMW M3を負かしてしまうとは考えられないです。個人的に色は白か赤がいいですね。内装は悩むところでしょう。私もこれは悩みますが真新しさで白かなあ。日本人は保守的な黒内装が好まれるのですが、どちらを選んでも悔いはないでしょう。

以下が試乗の様子ですが試乗時の撮影を断られたケースもあるらしいので何か問題が生じれば削除します。

カミさんが女性目線で?作った動画もどうぞ。

試乗車はモデル3ロングレンジのデュアルモーター。日本にはまだ入ってこないモデルです。価格は550万円ぐらいでしょうか。そのうちオーダーできるようになるでしょう。

パッケージング
モデルSと比べるとコンパクトです。サイズ感がつかみやすく女性でも運転しやすい普段使いに最適なサイズ。これは特筆です。モデルS,Xオーナーは奥様や家族用に絶対に1台欲しくなりますね。
雰囲気はテスラらしくスタイリッシュでオシャレなイメージ。ずんぐりしたかわいらしさもあります。
室内は広大で横幅も結構ありヘッドクリアランスも充分。トランクの奥行きはびっくりします。室内、トランク共に横幅はモデルs/xには敵わないけど。

静粛性
試乗はブラックのロングレンジデュアルモーター黒内装だったのですが、驚いたのがモデルSやX並みの静粛性があるということ。環境音の遮音が良くできていると感じました。モーター音やタイヤの音もほぼ気にならずリアに座ると流石に聞こえますがこの辺りはモデルXの2列目と3列目シートの間ぐらいかと。静粛性は流石にモデルSが静かです。今回は一般道でしか走行できなかったので高速道路はまた次回に。

気になる乗り心地
従来のモデルSのバネサスはエアサスと遜色ない乗り心地と絶賛されておりましたが、モデル3のバネサスは結構ハードなので荒れた路面では突き上げ感が有ります。試乗車は18インチのコンチネンタルで空気圧41PSI(2.8bar)でした。首都高などの継ぎ目はリアだけでなくフロントもバタつく感じではないかと思います。ただし一般的には路面がよほど荒れていなければ普通に乗り心地の良いセダンというイメージ。
パフォーマンスは20インチだとまたさらにハードなのだとは思います。が、意外とまたミシュランタイヤがいい仕事して乗り心地が良いかも知れない。
この辺りは凄く静かな高級車として使いたいのならエアサスのモデルSかXになるのかも。今後もモデル3にエアサスが付くかは不明です。モデルYには付くかも知れません。

動力性能
今回の試乗はロングレンジデュアルモーターでしたが、とてもマイルドでした。感覚的にはモデルS、Xの75Dよりもマイルドです。かと言ってテスラの中ではという話なので0−100km/hが4.7秒の速さは十二分です。
なおモデル3には0−100km/hが3.4秒 のパフォーマンスモデルの存在を忘れてはいけません。この車の大きな存在意義となります。この先もソフトウェアアップデートで速くなるでしょう。

オートパイロット
オートパイロットONの操作はハンドル右のシフトレバーを下に二回連続で下げて動作します。クリック感があるまで下げなくても軽く2回でもONになります。モデルS、Xは左下レバーを手前に2度引く操作です。
車間距離はAP中にハンドル左スクロールボタンで車間調整が7段階で可能です。一般道でのオートパイロットの機能自体は20分ほどの試乗では私のAP1と大差はありませんでした。これはまたじっくりと試したいところです。

操作系
試乗車に乗って、まずはシート位置とミラー位置、ハンドル位置を合わせるのですが、サイドミラーとハンドル位置の調整は一度ディスプレイの操作が必要です。ハンドル位置(チルト・テレスコピック調整)はハンドルの左スイッチで上下と前後操作します。
走り出して戸惑うのがウィンカー操作で、カチッとしたメカニカルなクリック感で固定されるモデルSやXの従来のウィンカーではなく、常に中立位置に戻ります。ウィンカーを出し続けるには少し奥までレバーを押し込む必要があります。
BMW等他の車でも採用されているタイプと同様かと思います。最近のS、Xも同様なのかも。


ガラスルーフ
リアは凄く開放感が有ります。この日の気温は30度を超える晴天だったのですが、グラスルーフの光は全く気になりません。このコーティング技術は凄いです。私の旧モデルSパノラミックルーフは頭にかなりの熱が伝わるので純正シェード(光量,紫外線2/3カット)を付けても暑いのですが、それ以下でした。

内装
モデルSと同じく極めてシンプルで何もありません。このシンプルモダンさはやっぱりコンセプトカーのようです。がドアポケットにドリンクホルダー、天井にコートフックなど気の利いた装備がありオシャレと実用性を兼ね備えています。
ハンドルは小径で妻が使いやすいと絶賛しておりました。
シートはすごく柔らかく感触が良いので驚いてしまいましたが、 合皮ならではの収縮性の高い素材がなせる業と思いました。 皮革よりも高耐久ということです。 これですと長距離も楽でしょう。
私の2015年モデルSのシートは次世代革シート(レカロ製)で、ドイツ車のような張りのあるシートで私は気に入っているのですが、長距離はやはり座面がハードなので、柔らかい高反発マットを座面にひいています。モデル3なら必要ありません。

6/25現在、川崎でパフォーマンスモデルが試乗できるようです。( 6/26現在は予約者とテスラオーナーのみ とのこと)
次回はパフォーマンスモデルを高速道路で試乗したいと希望を伝えました。
楽しみですね。

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